2007年10月21日

子供と刃物と想像力

前回の記事への、お友達からのコメントに、
(某・作品の再放送の中で、)犯人がバタフライナイフつかうとこにモザイクをかけていた
というものがありました。

その"ナイフつかうとこにモザイク"で思った事があったので、今回の記事を書きます。

それは、
“危ないものを子供から、ただ遠ざける・触らせない”
という現状について、です。


例えば、
カッター類。
台所の果物ナイフや包丁。

今の学校は、『カッター持ち込み禁止(ヘタすりゃハサミも)』になってしまってます。
授業でカッターを使うときは、学校の備品を使わせるのです。

“怪我したら危ないから”
“怪我させたら大変”
が最たる理由のようです。

しかし、これがおかしいと私は思えて…。


カッターにしろ、包丁にしろ、
《まず、正しい使い方を教える》から始まるのでは…と。


正しい持ち方から入り、
安全な使い方はこう、
こういう使い方は怪我につながる、と、
小さいうち(幼稚園の年長くらい)から実践させて初めて子供は、
刃物は扱い方が大事』という事を知る、と。

時には怪我することも、大事な要素だと思うのです。
自身が『刃物で切る痛み』を知るからです。
(大怪我は大変なので、必ず大人が側で見ている事が大前提!)


そういう経験が、
今度は相手に対する想像力(切られたら痛い)に繋がるのではと…。


私は、息子らにも娘にも、年長のあたりからカッターや包丁を使わせ始めました。

小1の娘はカッターで鉛筆を削れます。
(※ただし、まだ手許が今一つなので、娘がカッターを使う時は、必ず私か旦那が側で見てます。
“使う時は必ず断ってから使うこと”も約束させてます)

私が子供だった頃は、【肥後の守(ひごのかみ)】いう小刀もあり、
それを使って鉛筆を削る父がとてもかっこよく思えました。
そして、私用の肥後の守を買ってもらって、削り方を教えてもらった時の嬉しさはまだ記憶に新しいです。

学校にだってカッターは自由に持ち込めました。
それだけ子供も刃物の危険さが判っていたから、
危ない使い方はしないと信用されていたから、だと思うのです。


それに引き換え、
大事な部分を教えないで、ただ遠ざけるの今のようなやり方は、
悪戯に好奇心を煽るだけではと思います。

危ない物の正しい扱い方を教えられて来なかった子供や若者には、
例えばサスペンス系の番組を観た時、“使ってみたい”と思わせるに十分な刺激になってしまうのではと…。
(昔だって、サスペンス系の番組はありました。が、観る側は番組を番組として理解できていた)


刃物シーンにモザイクをかけて放送するのも、なるほど一つの手でしょう。

でも、それはとても不自然に感じるのです。
(アダルト系な表現で、放送倫理に引っ掛かるなら、話は別ですが)


しかし、お友達が言う“再放送された作品”は、18禁でも15Rでもありません。
私も息子らも好きなシリーズです。

子供たちだって観てるでしょう。(既に再放送の前に観てるかもしれないし)


確かに衝撃の強いシーンだと思います。

でも、取って付けたようなモザイクは…、



なんか、どこかズレてる。。。と思えて…。。。


☆ご訪問&記事閲覧、多謝!
posted by 実桜(みお) at 17:38| 山形 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | ★真面目なお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たしかにズレてますwww

初回放送では、むろんモザイクがなく
あとで「やばいかな?」と
批判をかわすために施した処理でしょうねw

山へ行くのは安全でもないし
健康的とは限らない
そこに生きるためにはこえなければならない
大事なことがあるから奨める

私も家で刃物、機械をつかい
一歩間違えると手がなくなるようなものも
でも、近所の子供達は
私に近づくことの危険も察知してくれぬ

すると・・・・鉄の棒を切断して
これ、ボクの腕だったら二秒で切れるね?とか
つい、みせてやりたくなりますw
(そこまでしないで、怒りますけどね)

Posted by かまた at 2007年10月21日 18:42
☆かまたさん☆
…ズレてますよねー、やっぱ。
その場凌ぎな感じで。

後からそんな事するなら、初めから設定自体を良く吟味して作るか、再放送を見送るとか。

一度放送したなら少なからず影響はあることは制作サイドは解っている筈。
だったらモザイクなんかで誤魔化さないで(私には誤魔化しに思えて)、
冒頭と終わりに『本編中には暴力的な表現・描写があります。演出上のものですので絶対に真似をなさらないで下さい』みたいな字幕画面(背景黒に白字で)を10秒間くらいダーッと出すとかの方が余程良いんじゃないかなーと思いました。

初めて観る人はモザイクに「なにコレ?」でしょうし、モザイク前を知ってる人には「今更なにやってんの」でしょうし。。。


>鉄の棒を切断して。
場合によっては見せた方が効果が有りかと。
「こんな鉄の棒だってすぐ切れるんだから、とても危ないんだよ!」って。。。
子供は『目で見た方が理解する』ものですし…、
百聞は一見に如かず、かもって…(Θ_Θ;)


Posted by 実桜 at 2007年10月21日 20:04
こんにちは^^♪

考えさせられる文章です・・。
我が家は 過保護なので 反省^^;

でも 相手の気持ちになって ということは
そのつど 厳しく教えています。

HPも拝見させていただきました。
素晴らしい作品の ステキなHPですね。
また おじゃまさせていただきます。
これからも よろしくお願い致します!
Posted by みみ at 2007年10月22日 10:20
☆みみさん☆
いらっしゃいませっっ!(*´∇`*)
HPまで観てくださったなんて、感謝です〜!
(最近、トンと更新が停滞してる本家のHP^^; ブログのほうが更新率高いっちゅう。。。^^;)
いま、ハロウィンカード作ってる途中です。出来たらメニューページにアップ致します♪

>過保護なので反省。
子供の命を護るという観点からの過保護は良いと思います。子供を護る水際は親ですもの。

が、何でも『危ないから』の『与えない・ふれさせない』過保護は、ちょっと違うかなーと、私の考えです。

実際、私も結構小さい頃から小刀とか教えてもらって、
包丁でも指2本一緒にスッパリ!な経験もあり(笑)
でもそこから、"こう使うと危ないんだー"と幼心に思いました^^;

小学校だって、高学年になると彫刻刀とか使います。
あれも、使い方間違うとザックリ!(一度、長男やりやがりました!ったく〜)

刃物は、時機を見ながら少しずつ触らせるのは大事かなーと思います。


>でも 相手の気持ちになって ということは そのつど 厳しく教えています。

大大大賛成です!

今の子供(若者)って、『相手の身になった時、どう思うか』の想像が出来ない子が多いなと。。。
"自分がされたら嫌なことは、しない"。
これ鉄則ですよねー。

ジャンルごたまぜの"その日暮らし更新"ブログですが、こちらこそ宜しくお願いします!(*´ー`*)

Posted by 実桜 at 2007年10月22日 15:10
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